学生の皆様のご質問の声から
皆さんは日本の観光地や、その土地の名物や特産品に詳しいほうですか?
旅行したらやはりその土地の名物が食べたいし、伝統工芸品なども気になりますね。
検定について、マスコミなどに掲載されたり、放送され、皆様からの反響が大きかったので、そんな皆様からの声、質問からお答えします。
Q:観光特産士の検定は、誰でも受験できるのですか?
はい、観光特産検定は、自分自身の実力を試すだけでなく、観光や流通、フードビジネス等への就職、あるいは地域振興などのビジネスにも生かせる検定です。
Q:社団法人日本販路コーディネータ協会ってどのような団体ですか?
社団法人日本販路コーディネータ協会は、2001年にビジネス支援、IT活用のマーケティング教育型の研修活動を目指してNPO法人設立準備委員会が発足され、NPO法人として活動したのが始まりです。
その後、社団法人として組織を強化し、プロフェッショナルのマーケティングコンサルタント「販路コーディネータ」を養成し、資格認定を行っている団体として、国、地方公共団体様などの公的マーケティング支援事業などを展開してきた団体です。
Q:具体的にはどんな活動をしているのですか?
資源活用と観光等の企業情報、
地域情報などを入手しながら、成長が期待できる分野に積極的に取り組む生産企業や、
製品開発、地域ブランド拡充などに意欲的に取り組んでいる農産物、加工物等の生産者様等に重点的に配慮し、活動しています。全国各地の47都道府県の食と伝統工芸品、地場産業を軸に、本事業
をさらに一歩押し進めることにしたいと考えております。
つまり、それぞれの地域の特性を生かした「名産品」「名物」「地場産業」などを広く知らしめるための活動をサポートしてきたわけです。
Q:「全国観光特産検定」の意味は?
いま、観光と融合した商品開発による事業の育成が望まれています。
しかし、これらの情報、知識を総合的に学べる場は、中学、高校、専門学校、大学などでもこれまでほとんど有りませんでした。
このような状況を解決するため、全国観光特産検定をスタートさせました。
つまり、学生の方は観光や特産にかかわる知識を整理して学ぶことが出来、一般の人たちにとっては自らの実力を確認するためであり、上級の方では、観光のコーディネータ、プロデューサーとして活躍できるような専門的な知識を持つ方々を育成するための検定です。
Q:検定の内容は?
4級の入門編は、高校生・専門学校生・短大生・大学生などや、はじめて受験される社会人の方、3級は観光と名物、郷土料理、工芸品などのこだわり派のための中級編、2級は応用編、1級は、観光・旅行・流通・フードビジネスなどの就業者および就職を希望する上級編となっています。上級編では、観光特産に関連する事業に従事する方や企画関連の方、地域資源の活用を目指す方々などを対象としています。
さらに、最上級の観光特産マイスターは、農商工観光のコーディネータとして、新たな事業を創り出す人材の育成を目指しています。
Q:実際にはどんな問題が出題されるのですか?勉強方法は?
勉強としては試験科目が観光(「自然景観」、「生活文化」、「伝統的歴史」、「スポーツ」、「芸術」観光)、特産品、名産品、名物、郷土料理、駅弁、伝統工芸品、民芸品等です。
4級は、高校生・専門学校生・短大生・大学生などを対象とし、社会人で、初めて受験される方にもお奨めの級です。
全国的に一般的に知られている観光、特産品、名産品、名物料理、郷土料理、駅弁、伝統工芸品、民芸品等の基礎知識です。
3級、4級検定では事例問題集があります。事例集や過去問題集を見ていただき、どのような(※注)傾向値の問題が出題されるかをつかんでいただき、これを学習していただくことになります。
Q:今後の展開は?
旅先での "食や伝統の技出会い" や "地域の暮らしの発見"
は旅の醍醐味です。まだ知られていない旅の楽しみを発見し、同じ旅行も、地域に潜んでいる隠れた名所、名物を知ることで新鮮な発見があります。
楽しい出会いや、うれしい発見も、全国観光特産検定の知識習得によって、かならずその機会が増えるでしょう。全国観光特産検定は、「食と伝統と技」、あるいは「その土地ならではの特産品」とそれに関連する観光や地理、歴史、文化を対象に、一定の知識を持った人に合格証を付与する検定試験として、「観光特産士」、「観光特産マイスター」、「観光士」、「観光コーディネーター」として認定しています。今回も一人でも多くの方に挑戦していただくことを期待しております。
また、生涯学習という視点にたって、学生から、社会人、熟年、シルバー層の方々まで、この検定を受けていただきたいと思っています。 このところ学校の先生からお問合せいただき、もっと近くの会場をとご希望をいただきました。20名以上になれば、なるべく可能な限り、現地で会場を増設することが出来るようにしています。
旅先での "食や伝統の技出会い" や "地域の暮らしの発見"
で旅を楽しむ知識や情報提供、基礎的観光特産品に関する知識、さらには、より高度な観光特産品のスキルをより広く浸透、普及させることが重要であると考えています。
観光業界の一般社会人、観光業界を志望する学生等を対象とした観光マネジメント者養成のための「観光士」、さらに、プロフェッショナルな専門家を目指す方のために協会では観光コーディネーターの研修等も用意していますが、観光コーディネーターなどを含む、あらゆるライセンスは、その育成機関として優秀な人材を世に送り出し続けることも目標としています。私たちはいずれも豊かな観光資源を持つ一連の地域特産品の情報発信を行い、地域企業の啓発に務める他、地域の関連支援者にも情報を公開してまいります。
学生の方へ
観光士認定試験について
観光コーディネーター補資格認定について
(※注)
特産品、名産品、名物、郷土料理、駅弁の食関連と伝統工芸品、民芸品関連と観光資源(
温泉、行事・祭り、景観、名所旧跡など)の複合問題、及び地理、歴史文化との複合問題等があります。
学生の方へ
観光コーディネーター補資格認定について