第121回MMP®研究会

「売れる商品開発」や「伝わる販促づくり」のためのデザイナー(外部制作会社)活用術

講師/中田一葉


中田一葉

医療機器・医薬品メーカー テルモ株式会社に8年在籍。インハウスデザイナーとして20以上の商品開発プロジェクトに参画。さらに、ヘルスケア商品・栄養食品の商品広告・販売促進の責任者として、50商品カテゴリー以上のコミュニケーション施策の立案・実施と、広告全般のクリエーティブマネジメントを行う。景品表示法の責任者も兼任。

2013年「高齢者向け体温計」でGOOD DESIGN賞受賞。2019年 商品プランナー取得。現在、COLLATE代表として、ヘルスケア商品の開発や販売促進を支援するコンサルティング事業に従事。株式会社メディカルラボパートナーズ 広告・デザインのコンサルタントとしてパートナー契約。

レジュメ

商品開発のデザイン制作において、社内のデザイナーや外部会社とどう上手く連携を取ればよいか悩んだことはありませんか?

・商品開発する上で、デザインの企画や制作をどのように進めたらよいか?
・デザインを決める上で、客観的にどのように判断したらよいか?
・制作を外部制作会社に依頼したいが、どのようにオリエンテーションすればよいか?
・外部制作会社から提示された制作見積もりは、本当に妥当なのか?
・外部制作会社から納得いくデザインがなかなか提示されない。どうすれば期待したものが得られるか?
など、これまで事業部担当者や販売促進担当者から、このような相談を受けてきました。

世間のイメージでは、デザイン=表層的な装飾という印象が根付いています。しかしながら、本来のデザイン(Design)という言葉は「設計」を意味します。観察、共感、アイデア創出、プロトタイプ制作を得意とするデザイナーを上手く活用することで、新しい付加価値の創造、最終製品・サービスの品質向上、効果的・効率的なPRなど、市場競争力を高めることができます。

そのためには、活用側としてデザインをマネジメントするコツを、実務レベルで把握する必要があります。今回は、業務にすぐに活かせるヒントを中心にお話しさせて頂きます。

内容項目

1. なぜデザイナー活用がうまくいかないのか?

1.1. 経験の浅い担当者が、デザイン制作で直面する疑問
1.2. 活用がうまくいかない主な2つ要因
1.3. 外部制作会社へのオリエンテーション失敗例

2.デザインは企業競争力の向上に貢献する

2.1 経産省・特許庁 「デザイン経営宣言」でのデザインの2つの役割
2.2 デザインの投資効果

3. 商品開発プロセスとデザイナーの関係

3.1 一般的な商品開発プロセス
3.2 デザイナーの3役職の違い
3.3 プロジェクト規模とデザイナー人員の事例
 ①一部上場企業の場合 :売上規模63億円 栄養食品開発
 ② ベンチャー企業Aの場合 売上1400万円:WEBシステムアジャイル開発
 ③ ベンチャー企業Bの場合 社員約20人:地域観光産品 商品開発

4. デザイナー活用のコツ

4.1 共通のコツ
4.2 社内にインハウスデザイナーがいる場合
4.3 外部の制作会社を活用する場合

日時 2019年11月29日(金) 15:00~16:30
会場 東京都北区赤羽会館 第2集会室
東京都北区赤羽南1-13-1
参加費

1. 当日参加される方
協会資格登録者 税込3,300円 / 一般 税込5,500円 / 組合員無料

2. 当日参加せず、ライブ録音・資料(録音はMP3形式)をメールで後日送付希望の方
協会資格登録者 税込3,300円 / 組合員 税込1,650円

3. 当日参加し、かつライブ録音・資料の送付を希望される方
協会資格登録者 税込4,950円 / 組合員 税込1,650円
※終了したMMP®研究会のライブ録音・資料につきましては、可能なものは会員専用ページからお申込みを受け付けます。

お申込み 以下の受付フォームからお申し込みいただきますと、振込先口座をご案内するメールが届きます。
受付終了

〔お問い合わせ先〕
日本観光士会 一般社団法人日本観光文化協会内
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